【PR】YOKOHAMAの最高傑作スタッドレス「iceGUARD6」 今度のアイスガードは何かが違う!!山本シンヤがタイヤに宿った怪物の正体に迫る!(1/3)

  • カメラマン:和田 清志
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  1. 「他の性能を上げて、氷上性能が下がる」それはYOKOHAMAが追い求めるスタッドレスタイヤではない
  2. 吸水バルーンの殻のエッジ部分まで「ひっかく」効果を生み出している
  3. 「ウェット性能向上」と「転がり性能」、二律背反の部分を克服

“怪物”の異名を与えられたYOKOHAMAの最高傑作スタッドレス「iceGUARD6」

ヨコハマのスタッドレスタイヤiceGUARDシリーズ。

1985年、ヨコハマタイヤ初のスタッドレスタイヤGUARDEX誕生から17年後の2002年、iceGUARDは産声を上げた。

今年で誕生から15年目を迎えたiceGUARDは、これまでに日本はもちろん、世界中の寒冷地域で絶大な信頼と人気を得てきた。

そして2017年・・・iceGUARDは、さらなる氷上への挑戦という目標を掲げ、第6世代へと突入した。

ドライブは常に安全、そして安心できるものでなければならない・・・

YOKOHAMAはそのために何ができるのかを自問自答し突き詰めた結果、今冬、これまでの技術と経験値から「怪物」の異名を与えられ誕生したのが、YOKOHAMAの最高傑作スタッドレスiceGUARD6だ。

先代iceGUARD5プラスに比べ、氷上性能15%UPという、異次元の性能を生み出したiceGUARD6。

そのポテンシャルの秘密を探るべく、早速、北海道は旭川に新設された横浜ゴムのテストコースで、自動車研究家の山本シンヤ氏がiceGUARD6開発者へ直撃インタビューを行った。

[インタビュアー:山本シンヤ/まとめ:吉澤 憲治(オートックワン)/Photo: 和田 清志]

「他の性能を上げて、氷上性能が下がる」それはYOKOHAMAが追い求めるスタッドレスタイヤではない

山本:ズバリお聞きします。iceGUARD6最大のポイントとは!?

タイヤ第一設計部 温品良介氏(以下 温品):氷上性能を高める!これに尽きます。

山本:氷上性能を高める目標はどのメーカーも同じですが、あえてそこへ特化した理由とは!?

温品:関東以南は、雪やアイス路面といった危険な冬路面に関してあまり実感が沸かない人がいらっしゃると思います。私も関東の人間なのですが、北海道に開発の関係で来て、スタッドレスの重要度というものを実感しました。特に氷上路面に関しては痛烈に感じました。正直、こちらの冬道での運転というものは死に直結してしまうシチュエーションがとにかく多いことに驚きます。

自分自身も危ない目にあったことが何度もあります。ですから近年のタイヤ開発は燃費ももちろん重要ですが、一番重要なのはやはり安全です。とにかく氷上性能を高めることです。北海道やその他豪雪地域にお住まいの方には、この氷上性能を高めないと納得していただけないのです。

山本:とにかく氷上在りきと・・・

温品:はい、もちろん燃費を含めたトータル性能を向上させることにも取り組んでおりますが、仮に他の性能を上げて、氷上性能が下がる、となった場合、当然それはYOKOHAMAが追い求めるスタッドレスタイヤとして成り立ちません。

山本:つまりYOKOHAMAが考えるスタッドレスタイヤの進化としてはあり得ない!ということですね。

温品:そうです。一番危険なのは、ドライバーが、路面下が氷だと知らないで60km/hくらいの高いスピードで通過して、スピン、スリップしてしまうことなのです。そこが橋の上だったり、反対車線に出てしまい対向車と衝突となるなど、悲惨なケースは毎年報告されています。

山本:たしかにそういったケースは関東以南でもあります。とくに山岳地帯は朝夕の路面凍結はよくあります。放射冷却の朝なんてカチンカチンで、歩くだけだって滑るんですから。

温品:そうです。さらに最も危険と言われているのが、ブラックアイスバーンといわれる、いわゆる路面が黒光したアイス路面です。正直パッと見、テカリ過ぎて凍っているとは思いません。実は旭岳へのアプローチ道で何日もブラックアイスバーンを待って実際に検証したのですが、物凄く危険でした。速い速度で進入すると一瞬ハンドルが制御不能になるのです。

山本:わざわざ公道で検証されたんですか!?

温品:当社は2016年12月に新しいタイヤテストセンター(Tire Test Center of Hokkaido=TTCH)を開所し、これまでより多種多様な路面での評価が可能となっています。開発スピード・精度ともに格段にあがり、様々な路面に対応したタフなタイヤ選別が出来るようになっていますが、超リアルな自然現象というものは、テストコース内で全てを再現することは難しいのです。ブレーキやトラクションをかけながら検証走行しないと、本番では役に立ちませんから、極力日常生活の中で起こりうるリアルな状況下で検証することを当社では行っております。お客様はテストコースではなく、一般道を走行するわけですから当然です。

山本:他にはどんなリアルな状況下で検証されているのですか?

温品:札幌や旭川の市街地などです。交通量も多いですし、タクシーが何回も通る交差点ですと、路面がテカテカかつ凹凸になるので、そういった所でも行っております。まさにテストコースでは再現しきれないシチュエーションです。

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樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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