今だからこそ先代ジムニーをアゲ系スタイルエアロ「CLS UP」でカスタムして遊ぼう!|ESB【Vol.5】

カスタムベース車選びの天才が選んだのはJB23型ジムニー

安いベースのNB型ロードスターをベースにしたり、軽トラを雨の中ドリフトさせて遊んでみたり、最近はラジコンにもハマっている…という、クルマを遊びの道具として楽しんでいるESB代表の梶谷サン。そんな遊びの天才・梶谷サンが次に目をつけたベースは、なんと“ジムニー”。徹底したローダウン車など、ヤンチャな仕様を数多く提供してくれていたESBからの、まさかのリフトアップ。しかもジムニーとは…。

さて、ESBのCLSブランドが手掛ける新たなターゲットのジムニー。しかし、ジムニーとはいっても今巷を賑わせているJB64の現行型…ではなく、ひとつ前のJB23(1998〜2018年)がベース車両だ。約20年近いロングセラーモデルだった3代目ジムニー。20年続いたモデルだけにこのJB23だけでも10型まで揃っているとか(写真のデモカーは7型)。今回紹介するESBのジムニーはボンネットとグリルが分離するタイプの2型以降であればパーツは対応可能だ。で、果たしてそのJB23がパーツ開発のベースになったキッカケは?

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新車の現行ジムニーはハードルが高いからこそ旧モデルに注目

ESB CLS ジムニー(JB23)

「いまだに納車が一年待ち? と噂されるJB64。もちろんそれもいいのですが、果たしてそれだけ待つの? と思っていまして。だったら50万円くらいからベース車が探せるひとつ前型のJB23でジムニーの本当の楽しさを知ったらどうなの? と思っていました。」と梶谷社長。

「実はJB23は20年も販売が続いた車両で中古車の数が相当豊富にあるんです。しかもノーマルだけでなく改造車の中古車がこれまた豊富に市場に出回っていて。それをベースにすれば安く楽しい車両が作れるんですよ」。

サスガに目の付けどころがESB。ジムニーの本質といえばやっぱり山遊び。でも長らく待ち続けてようやく納車されたばかりの新車のJB64ではとてもじゃないけど山遊びなんてもったいなくてビクビクしてしまってとても無理! だったら山も川も楽しめるカスタム済み(もしくはノーマル)のJB23をベースに楽しく仕上げてしまえばいい! というのが今回のプロジェクトのスタートだったとか。

新型ジムニー風に先代ジムニーをアゲ系スタイルでカスタム

ESB CLS ジムニー(JB23)

ESBの「CLS」ブランドのジムニーの開発にあたり、こだわったのは“現行型JB64のテイストを入れる”こと。やはり、新しくカスタムするクルマが古臭く見えるのはイヤ。だったらJB64チックに外観はメイクしてみよう! をコンセプトに仕上げたクルマがこちらだ。

■CLS-UPフロントバンパー

ESB CLS ジムニー(JB23)

JB64テイストを取り入れたショートタイプのフロントバンパー(\38,000)。純正から判断するに約半分の厚み。これはリフトアップした際に大口径タイヤがバンパーに干渉しないようにとの配慮から。デザイン面ではJB23の曲線基調は排除してJB64の直線的なデザインへと変身。今回はオーバーフェンダーがセットさせているものの、もちろんノーマルフェンダーでも違和感なくフィットするからご安心を。ただしショートバンパー化する関係でインナーフェンダーはカットor取り外す必要があるからそこは注意が必要。

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■CLS-UPフロントグリル

ESB CLS ジムニー(JB23)

続いてフロントグリル(\40,000)。写真では黒のグリル部分と白いバッドフェイスのアイライン部分に分かれているように見えるが、実はこちらは1ピース。色の塗り分けによるものだ。そしてライト部分を丸くデザインすることでJB64の丸目を再現。奥にはJB23の純正角目が鎮座している。ウインカー部分も純正のままでOKとコスパも充実。

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■CLS-UPリアバンパー

ESB CLS ジムニー(JB23)

リアバンパー(\30,000)だが、フロント同様ショートバンパー化したJB64テイストの薄型形状に。とにかく薄く、そして直線的にエッジを効かせてデザインすることを最優先(それに伴いバックランプとナンバーは移植する必要がある)。バンパーを薄くすることで大口径タイヤの干渉が回避されるばかりでなく、車高が高く見えるので視覚的なリフトアップ効果にも繋がるというワケだ。今回は背面タイヤを背負っていないがバンパーはまっすぐ形状なのに背面タイヤが干渉しないのもメリットだ。

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■CLS-UPリアウイング

ESB CLS ジムニー(JB23)

そしてリアウイング(\28,000)。ダックテールタイプのビス留めウイングで、アイポイントを上に持ってくることでより車高を高く強調できる視覚効果も。こちらもリフトアップ効果が得られる仕組み。

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■オリジナルマフラー煙管〈KISERU〉

ESB CLS ジムニー(JB23)

リアのトドメはオリジナルマフラー煙管(\25,000)。“キセル”の形に似ていることからこのネーミングになっており、テールを下に向けることで水の侵入もしにくい。テールパイプを横へと伸ばすことでキレのいいサウンドも楽しめる。リフトアップするとリアからの存在感が破格に。こちらは50.8φのオールステンレス製。(競技専用部品)

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■CLS-UP汎用オーバーフェンダー バトルワークス

ESB CLS ジムニー(JB23)

最後はサイドビュー。汎用オーバーフェンダーのバトルワークス(Lサイズ:\20,000/2個)。今回は純正アーチのままポン付けでボディ側の加工は一切なし。そして4×4にもバッチリ似合うTC01ホイール(\18,000/1本:16×8J−25 オーバーフェンダー専用サイズ)。225/75のマッドテレーンにもこれほどハマるのかと驚きのマッチング能力を披露してくれた。このTC01、JB23/JB64用にと新たに追加サイズ設定した最新モデル。オンばかりでなくオフにも使えるなんて、まさにライバルに差をつけるなら今が旬かも!

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JB23ジムニーをCLSで手軽にカスタムして楽しもう

ESB CLS ジムニー(JB23)

ちょっと探せばすぐに魅力的なJB23に出会えるハズだから、手軽なジムニー遊びの味方にこのESBのCLSブランドのパーツは注目したい最新パーツ。各パーツの価格設定もかなりコストパフォーマンスが高い。イマドキな攻めのルックスを楽しみつつ、ジムニー本来のパフォーマンスを求めて、JB23でJB64乗りを凌駕する。そんな遊び方でぜひ楽しんでほしいのだ!

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筆者   木村隆之
自動車カスタム誌編集長を経てフリーランスへ。多くのドレスアップカーやカスタムシーン、アフターパーツを取材し、ウェブ・雑誌媒体に寄稿。アウトドアやキャンプ好きで、自ら改造した軽バンでキャンプに出掛けることも。
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