リフトアップしながら“最適な乗り味”を求めるなら! 150プラド用サスペンション「カントリーサスペンションキット」がオススメ/4×4エンジニアリングサービス【Vol.3】

プラド150をリフトアップしたいユーザーに検討してほしいサスペンション

ブラッドレーV BRADLEY FORGED 匠 17×8.0J 6H139.7 inset+20 マットブロンズ

トヨタが誇る世界戦略車でもあるランドクルーザー。過去には、「大陸巡洋艦」という形容もされるほど、頑丈で信頼性の高いクルマだ。古くは、本格的なダートを走るシリアスオフローダーに支持され、ハードな地形を走破する目的で乗られる事もあったほど。

そのランドクルーザーシリーズの中でも、ランドクルーザープラド150系(通称:150プラド)は、スタイリッシュな外観に、ゆったりとした室内空間を持ちながらも、日本の道路事情にあったサイズ感と乗り心地の良さから、アウトドア好きだけではなく街乗りユーザーからも選ばれている。

そんな150プラドだが、ルックス向上のために大径タイヤを履かせたり、クロカン色を高めるためにリフトアップを行いたいというユーザーも多いはず。

そのような方に向け、ラリー参戦などを経験し、4WDにおける高い技術力を持つ4×4エンジニアリングサービスの「カントリーサスペンションキット」についてご紹介をしたい。リフトアップをしながら、街乗りやワインディングでの運転を楽しみたい、もっと快適な乗り心地にしたいというユーザーは必見だ。

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幅広い調整機構により150プラドを好みの乗り味とルックスに

まずはカントリーサスペンションの機能や特徴について紹介していこう。

4×4エンジニアリングサービスでは、プラド150のボディサイズにマッチするタイヤサイズを「275/70R17」が適正と判断し、カントリーサスペンションを開発している。リフトアップによって大径タイヤが装着可能となり、ボディサイズとのバランスもよく、かなり格好良く仕上がる。

ただ、一般的にリフトアップチューニングというと、重心が高くなることにより、走行時にフラつくという印象を持つだろう。しかし、4×4エンジニアリングのカントリーサスペンションならば心配無用。

このカントリーサスペンションのフロントにはネジ式の車高調整機能を持たせたダンパーをセットされており、リフト量は2.8Lディーゼル(GDJ150W)で10~80mm、2.7Lガソリン(TRJ150W)では25~80mmの幅で調整可能。リアは車高調整式ではなく40mmアップのコイルスプリングを組み合わせている。

フロントを車高調としたことで、荷重配分を任意に設定でき、ルックス重視に振るのか、あるいはスポーツ走行メインのセッティングとするのかなど、オーナーの好みに合わせることが可能だ。

また、前後ダンパーは体感的なサスペンションの硬さの強さを変更できる「減衰力調整式」を採用。フロントは40段、リアは14段の減衰力調整機構を備えており、ダイヤルを回すだけで好みに応じて乗り味の調整が可能。減衰力の広い調整範囲を持つことで、自由自在に乗り味の変更できるのだ。

路面状況に応じて最適な減衰力に調整する「ハーモフレック機構」を搭載

さらに注目すべきは、KYB株式会社によって開発された機構「ハーモフレック」をリアダンパーに搭載している点だ。この機構は、路面や車体の振動周波数に応じて減衰力を自動的に変化させるというもの。

これにより操縦安定性を高めつつ、乗り心地は大幅に改善される。ノーマルサスペンションのフワフワとしたストロークフィールは、カントリーサスペンションでは皆無となる。

▼「ハーモフレック機構」について、走行テストの結果など詳細が気になる方は下記の記事をクリック!(ページ中段)

「高い悪路走破性」と「普段使いの快適性」を両立したサスペンションと実感

トヨタ ランドクルーザープラド(150プラド)用カントリーサスペンションキット/4×4エンジニアリングサービス

4x4エンジニアリングが展開するカントリーサスペンションの歴史は長く、ランドクルーザー40の頃からラインアップを提供している。

他メーカーが悪路走破性・派手な超リフトアップに特化していくのに対し、4×4エンジニアリングサービスではランドクルーザー本来のコンセプトでもある「全ての道を走破するため」のサスペンションとして開発を続けた。

トヨタ ランドクルーザープラド(150プラド)用カントリーサスペンションキット/4×4エンジニアリングサービス

ドライビングするのはあくまでもドライバー。ドライビングインフォメーションを大切にし、安心できる車の動きが走破性を造る。このコンセプトのもと、必要最低限のリフト量でどこよりも高い走破性と、普段使いの快適性を両立してきたブランドこそ、カントリーサスペンションなのだ。

トヨタ ランドクルーザープラド(150プラド)用カントリーサスペンションキット/4×4エンジニアリングサービス

実際に筆者もカントリーサスペンションを装着したプラド150を試乗してみたが、高速道路、一般道は何一つ気を使わずに快適そのもの。フロントが60mm車高が上がっているので、アイポイントが高く、気分がかなりいい。ブレーキングやコーナー途中の切り足しなどで、車体の姿勢が安定しているのが好印象。

トヨタ ランドクルーザープラド(150プラド)用カントリーサスペンションキット/4×4エンジニアリングサービス

さらに、ワインディングをかなりの速度で走らせてみたのだが、操作に対して車両サイズがコンパクトに感じる。手の内に全てが入るという感覚だ。

4本のタイヤが今どういう状況なのかというドライビングインフォメーションの多さが分かる。コントロール性は限りなくニュートラルな弱アンダー。クイック過ぎないので、車の動きを感じながらで操作が間に合う。

トヨタ ランドクルーザープラド(150プラド)用カントリーサスペンションキット/4×4エンジニアリングサービス

この操縦性は、ダートでも同一。「走る、止まる、曲がる」のレベルがノーマルからワンランク、いやツーランク向上しているといっても過言ではない。速度域や路面状況に応じて動作する「ハーモフレック機構」が、ドライバーに安心感を与えてくれると実感できた。

▼デモカー情報

車両

トヨタ ランドクルーザープラド 2.8Lディーゼル(GDJ150W)

装着ホイール

ブラッドレーV マットブロンズ

ホイールサイズ

8.0J-17インチ+20 6/139

装着タイヤ

ヨコハマ ジオランダー MT G003

タイヤサイズ

275/70R17

カントリーサスペンションはプロショップでの装着やセッティングを推奨

カントリーサスペンションキット/4×4エンジニアリングサービス

今回紹介したカントリーサスペンションキットは、オーナーの多様化する要望に応えることができるほど幅の広い調整機構を備える。さらに、フロント独立懸架という構造もあり、装着時には必ずアライメント調整が必要だ。そのため、ユーザーにとって最適な乗り味を実現するためにプロショップでの装着を推奨する。

カントリーサスペンションキット/4×4エンジニアリングサービス

また150プラド用のカントリーサスペンションキットは、2.8Lディーゼル(GDJ150W)/2.7Lガソリン(TRJ150W)用、ショック・スプリングに加えフロントスタビスペーサー、リアラテラルロッド、純正アッパーマウント付きなど、内容の異なる複数のキットをラインナップしており、予算や実現したい乗り味にあわせて選択できるようになっている。

>>カントリーサスペンションキットの詳細・ラインナップはこちら

実際にどのキットを選んだら良いのかは4×4エンジニアリングサービスや、4×4エンジニアリング商品扱店舗に相談してみてほしい。

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筆者   那須 一博
ジムニーや四駆の雑誌で20年以上にわたりライターとして執筆し、カメラマン・ドライバーも務める。かつてはジムニー用オリジナルパーツの製作、販売をおこなうジムニー専門店を運営。四輪駆動車によるエクストリームスポーツ「ロッククローリング」などの大会へ参加、コンペティターとしても実績を持つ生粋の四駆好き。
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