待望のライトサイズキャブコンを新発売! 新型ボンゴをベースにしたオシャレなキャンピングカー『アレン・ハイ/アレン・ロー』/AtoZ【Vol.4】

歴史に残るライトサイズキャブコンの後継モデルが登場!

東京キャンピングカーショー2021で、老舗キャンピングカー専門店のAtoZ(エートゥゼット)が新型ボンゴをベースにした『Alen H(アレン・ハイ)』を発表。キャンピングカー購入予定者から、熱い注目を集めている。

というのも、アレン・ハイはライトサイズキャブコン日本最高販売台数を誇る『Amity(アミティ)』の後継と呼べるモデル。旧ボンゴの販売終了以降、発表が待ち望まれてきた取り回しの良いコンパクトなキャブコンだからだ。

AtoZ企画のVol.4となる今回は、バンクベッドモデル『アレン・ハイ』、そして旧アレンの後継にあたるロールーフでスマートな『Alen L(アレン・ロー)』を大特集。アレンに関する情報をたっぷり紹介していこう。

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安全性や環境性能も向上した新型ボンゴがベース シェルの軽量化に注力

アレンのベース車は、トヨタグループのダイハツ工業からOEM供給を受けるマツダの新型ボンゴだ。規格などは、トヨタ タウンエースとほぼ同じとなる。

衝突の回避や事故の軽減をサポートする安全機能やアイドリングストップなどを標準装備とするなど、旧ボンゴより安全性や環境性能も向上している。

その一方で、最大積載量は旧ボンゴが1150kgだったのに対し、新型ボンゴは800kgに減少。エンジンの排気量も300ccダウンしている。それらの点を考慮し、AtoZではシェルの軽量化に注力。アミティよりも小さいシェルを採用することとなった。

より使いやすくなったライトサイズキャブコン『アレン・ハイ』

アレン・ハイのボディサイズは全長4620×全幅1880×全高2650(mm)。天井に備えられるファンを含めると、高さ2740mmだ。

シェルを小型化した一番の目的は軽量化だ。さらに家具類を軽量かつ強度も高い中空のフラッシュ構造とし、木製ボックスのシートを採用するなど、車内の設備でも軽量化を目指している。居住性への影響を最小限に抑えたシェルの軽量化は、そうした様々な工夫と苦労によって成し遂げられているのだ。

コンパクトなボディサイズながら、余裕のある居住空間・快適な車中泊を実現

コンパクトなボディサイズのアレン・ハイだが、広々とした室内は居住性も高い。このダイネット(ダイニングスペース)も4名の対面対座を可能とし、中央にはテーブルを設置できる。

アレン・ハイの乗員定員は6名、就寝定員は大人4名+子ども2名。ダイネットをフルフラットに展開したベッドはセミダブルより少し広い1280×1850(mm)で大人2名が就寝可能だ。

そして常設2段ベッドには、子どもがそれぞれゆったりと眠れる1750×790(mm)の広さを確保。ダイネットのベッドマットの高さをリアの常設2段ベッド下段との高さに近づけることで、車内空間がより広く感じられるような視覚効果を狙うといった工夫も施されている。

さらに、運転席上部のフラップを開いてサブマットをセットすることで完成するバンクベッドの広さは、大人2名が就寝できるクイーンサイズの2000×1600(mm)。

このスペースをバンクベッドとして利用しない時はフラップを上げて目隠しにできるので、寝具などを収納しても車内をすっきりみせることができる。

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ロールーフタイプでコンパクトな『アレン・ロー』も設定

また、アレンシリーズはロールーフタイプの『アレン・ロー』も設定される。

アレン・ハイの全高だと自宅や普段使いする買い物先の駐車場の高さに納まりきらなかったり、長距離移動も多く走行風の影響が気になる人にとっては、できるだけ全高を抑えたいはず。

そこで全高を2590mm(オプションの天井のファンを含めると2700mm)に収めたアレン・ローもラインナップ。アレン・ローの乗車定員は6名、就寝定員は大人2名+子ども3名だ。

運転席上部は1630×1370(mm)のチャイルドベッドとなるが、ダイネットを展開するフルフラットベッドはアレン・ハイと同様に大人2名が就寝できる。サイズは1250×1840(mm)と、こちらもセミダブルより広い幅となっている。

リアの常設2段ベッドはアレン・ハイよりもやや広い800×1760(mm)で、こちらも子どもが2名それぞれ余裕をもって就寝できる。

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コーディネーターが提案『選べるインテリア2スタイル』

カラーはアレン・ハイとアレン・ローのどちらも、インテリアコーディネーターのMAKO氏がデザイン。温かみのあるグレーをベースカラーにした『Mirai(ミライ)』と爽やかさを感じられるブルー系を基調にした『Kiseki(キセキ)』を用意されているので、好みのインテリアカラーを選ぶことができる。

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コンパクトに収めたシェルに充実の設備が満載

もちろん、車内にはキャンピングカーに求められる設備を揃えている。キッチンスペースには、車外でアウトドアシャワーとしても使えるシャワーヘッド蛇口を装備。AtoZのキャンピングカーで好評の室内電源集中スイッチパネルなども備える。

最大積載量が800kgの新型ボンゴがベースだが、オプションの追加設定も可能だ。東京キャンピングカーショー2021で発表されたアレン・ハイは、冷蔵庫や電子レンジ(オプション)などを装備。リアのベッド上部には直流12Vクーラー(オプション)も備えている。

クーラーの室外機はボディの後方に取り付けられるクルマ専用タイプなので走行時の耐久性も問題なく、車内スペースを犠牲にすることもない。

また、室外機の機能を室内機に収めたコンパクトなポータブルクーラーもオプションにて選択可能。室外機がボディに設置されていないため外観をスマートに見せることができる。

このように、アレンシリーズにはAtoZのキャンピングカービルダーとしての長年のノウハウを詰め込まれ、コンパクトボディでもゆったりとした室内と充実した装備を実現したキャンピングカーとなっている。

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アレン・ハイ/アレン・ローが気になる方は、AtoZの今後の動向を要チェック!

今回紹介したアレン・ハイとアレン・ローは、これから細かな調整や改良を加えていくという。詳細が気になる方は、AtoZのオフィシャルページや資料請求にて最新の情報をチェックしてほしい。

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キャンピングカーと聞くと縁遠い存在のように思う人も多いかもしれないが、実際にAtoZの各モデルを前にすると、乗用車感覚で乗りこなせることがよく分かる。キャンピングカーを身近に感じられると思うので、興味がある人はまずAtoZに足を運んでみてほしい。

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筆者   井口 豪
1975年4月29日生まれ。血筋は九州だが、出身は埼玉県。タウン誌編集部や自動車雑誌編集部勤務を経て、2004年にフリーライターに転身。多彩な趣味を持つウンチク好きの性分を生かし、自動車関連、ファッション、スポーツ、ライフスタイル、医療、環境アセスメント、各界インタビューなど、幅広い分野で執筆活動を展開する。2022年には令和3年度行政書士試験に合格し、東京都行政書士会に登録。「行政書士いのくち法務事務所」で行政書士業務もこなすマルチ法務ライター。
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AtoZ(エートゥゼット)とは?

株式会社エートゥーゼット(AtoZ)は埼玉県春日部市に拠点を構えるキャンピングカーメーカーで、設立から30年を超える老舗。トラックベースのシャシーに専用の居室を架装するキャブコンの他、ワンボックスタイプのバンをコンバージョンしたバンコン、コンパクトなエントリーモデルなど、さまざまなタイプのキャンピングカーを展開。これらAtoZのキャンピングカーは、本社である春日部本店、直営の鈴鹿店、大阪店の他、全国各地の14の販売店で取り扱いがある。

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