新型登場で、カスタム人気再燃の先代86(ZN6)&BRZ(ZC6)! 車高調キット、コンプリートエンジンなどHKSチューニングパーツ最新ラインアップを紹介/HKS【Vol.8】

先代86、BRZチューニングはこれからが本番! カスタマイズの楽しさを後押しするHKS

年齢やスキルを問わず等身大で楽しめるため、魅了されるファンが多い後輪駆動のスポーツモデル。その中でも日本のチューニング界に新風を巻き起こしたのが、先代のトヨタ 86スバル BRZです。

そんな兄弟車2車種のカスタマイズの楽しさを後押ししてきたチューニングメーカーが、日本を代表する総合チューニングメーカー「HKS(エッチ・ケー・エス)」です。

スポーツマフラーから車高調キット、そしてコンプリートエンジンまで幅広い範囲でオリジナルパーツを取り揃えており、ユーザーから高い支持を集めています。

先代86とBRZは、その人気ゆえに中古車相場でも高値で取引されていましたが、新型の登場であったり、2022年には登場から10年の節目を迎えたことで、手が出しやすい価格帯に落ち着いてきました。そんな状況からも、現在カスタマイズシーンは先代86とBRZのチューニングで盛り上がりつつあります。

当記事では、カスタムベースに最適な先代86とBRZのチューニングにオススメなHKSのパーツをご紹介していきましょう。

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リフレッシュついでのチューニングもオススメ

中古の先代86、BRZを手に入れたばかりのひとはもちろん、新車から乗り続けているオーナーもそろそろ気に掛けておきたいのがエアクリーナーやプラグの状態ではないでしょうか。エンジンの好調を維持するために消耗品は定期的な点検、交換が必要となります。

HKSのスパークプラグ「スーパーファイヤーレーシングプラグ」なら、ノーマルの純正車はもちろんパワーアップしたカスタム仕様でも確実な点火を実現できます。

また、エンジンが吸気をする際に砂埃などをブロックするエアフィルターも消耗品です。低抵抗かつ高寿命な乾式不織布フィルターを採用した「スーパーエアフィルター」は、純正と同様の形状なので手軽に交換ができますから、リフレッシュチューンにもってこいのアイテムといえます。

そして、走行距離が延びると純正のサスペンションも劣化します。コーナーリングや段差の後に車体の揺れが収まらないような状態では、先代86やBRZ本来のスポーツ性能を味わうことができず、その魅力も半減してしまいます。

そこで紹介したいのが、“走り心地”にこだわった「ハイパーマックスS車高調」。自社開発にこだわっているHKSが培ってきたノウハウを惜しみなく投入した、サスペンションの意欲作となっています。

サスペンションがしなやかに動くことで、路面へタイヤもしっかりとグリップし、快適に走行できるようになります。そのため、ユーザーが意のままに操作できるハンドリングと質感の高い乗り味を両立しています。

「ハイパーマックスS車高調」は、サスペンションのへたりが気になっている先代86やBRZユーザーに最適の選択肢となるでしょう。

>>しなやかな走りを実現したストリート車高調「ハイパーマックスS」の詳細はこちら【HKSオフィシャルサイト】

先代86、BRZのチューニングに人気の吸排気チューニングパーツ

消耗品のリフレッシュを行い、チューニングができる環境が整ったら、まずは吸気&排気チューニングから始めるのが最適です。

排気系:エキゾーストマニホールド&フラッシュエディター

最初はエンジンで燃焼した排気ガスが最初に通り抜ける「エキゾーストマニホールド」と「フラッシュエディター」のパッケージがオススメです。

エキゾーストマニホールドとフラッシュエディターを組み合わせることで、先代86、BRZで気になる中間トルク(3000〜4500rpm付近)の落ち込みを解消できると人気を博しています。

エンジンから近い部分の課題をエキゾーストマニホールドで取り除いたうえで、エンジンの電子制御を行うECU(エレクトロニック・コントロール・ユニット)をフラッシュエディターによって書き換えることで、エンジン本来のパフォーマンスが発揮されます。これは体感効果の大きいメニューといえるでしょう。

>>エキゾースト&ECUパッケージの詳細はこちら【HKSオフィシャルサイト】

吸気系:レーシングサクション

排気系の効率アップを図ったら、吸気の流れもスムーズにするのがベスト。

純正よりも優れた吸気効率を発揮するエアクリーナーと、エンジンへと繋がる配管であるサクションパイプをセットにした「Racing Suction(レーシングサクション)」をセットすれば、バランスよくパフォーマンスを高めることができます。

先ほどエアクリーナーのリフレッシュとして純正形状の「スーパーエアフィルター」をご紹介しましたが、さらなるパワーアップを求める方にはこちらがオススメです。

レーシングサクションは車種別の専用設計なので、加工も必要なく簡単に装着ができます。

>>「レーシングサクション」の詳細はこちら【HKSオフィシャルサイト】

走りが激変する過給器チューン

また、HKSはエンジンの圧縮空気を送り込む過給器チューンとして、スーパーチャージャーとターボのどちらもラインナップしています。

なかでも、「GTスーパーチャージャーキット」はまるで排気量アップしたかのようなトルク感で、どんなシチュエーションでも扱いやすさを実感できます。

対して、「ボルトオンターボキット」は背中を押されるような刺激的な加速を体感することが可能。

いずれも燃料系や駆動系を強化すれば300ps(馬力)を狙うことも可能ですが、パワー特性は異なるのでどちらを選ぶかは、オフィシャルサイトの特性をチェックしながら選択すると良いでしょう。

>>静粛性が大幅に向上したGTスーパーチャージャーキットの詳細はこちら

>>低中速レスポンス重視! ボルトオンターボキットの詳細はこちら

過酷な競技で鍛えられたエンジン強化パーツ

HKS GR86/BRZ

ドリフト競技の最高峰といえるD1GP(全日本プロドリフト選手権)への参戦や、筑波サーキットでのタイムアタックなどを行うHKS。

▼筑波サーキットコース2000において市販車ベース最速(2022年6月時点)となる49秒445を記録した動画はこちら

過酷なレーシングシーンで、先代86やスバル BRZに搭載されている2.0Lの水平対向直噴エンジン「FA20」の限界性能を見極めてきました。そのノウハウを余すことなく注入したエンジン強化パーツは、高い信頼性を誇っています。

また、HKSはエンジンのハイパワー化を目指したハイカムシャフトや、強化ピストン&コンロッド(ピストンとクランクシャフトをつなぐパーツ)、そして排気量アップキットを揃えています。

「もっと馬力が欲しい」というモアパワー狙いの方はもちろん、「走行距離が伸びてきたのでそろそろエンジンを分解した点検や修理などを行うなど、本格的なオーバーホールをしたい」という補修ニーズにもしっかりと対応。

長く乗り続けたいというユーザーにとってはとても心強いチューニングメーカーです。

そして、チューニングマニアから何としても手に入れたい!と言われるのが、コンプリートエンジン。HKSのレーシングエンジニアがひとつずつ丁寧に組み上げており、圧倒的な耐久性と低フリクションを両立した珠玉のユニットです。過給器チューン対応の2.1Lキットから、ヘッドチューンやブロックの剛性強化まで行う2.2Lステップ3まで用意しています。

>>トヨタ 86、スバル BRZの特集ページはこちら

高品質と高性能を味わいたいならHKSでチューニングがオススメ!

HKS GR86/BRZ

まさに熟成の域に達したといえる先代86、BRZチューン。

様々なスポーツモデルを手掛けてきたHKSでもこれほど力が入った車種はないというほどで、まさに死角なしのパーツラインアップを揃えています。

どれもトライ&テストを重ねて生み出された逸品揃い。メイド・イン・ジャパンならではの高品質、高性能をぜひ味わってください。

>>HKSのオフィシャルサイトはこちら

筆者   石川 大輔(いしかわ だいすけ)
1972年2月17日生まれ。幼少期にスーパーカーブームを迎え、小学生の頃は新車のカタログ集めに没頭。免許取得してはじめての愛車は、先輩から5万円で譲り受けたスカイライン。峠にハマりドラテク磨きにいそしむも、才能のなさを痛感する。大学卒業後は好きが高じてチューニング雑誌の編集部入り。10年以上の丁稚修業を経て、フリーライターに。スポーツカーや輸入車、SUVなどジャンルを問わず、各媒体に記事を寄稿する。BMW523dと180SXを所有し、趣味はドリフト競技と中古車サイト巡り。
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Brand Info - HKS

「HKS(エッチ・ケー・エス)」は、1973年創業の老舗チューニングブランド。マフラーやサスペンション、コンピュータ、ターボなどの自動車用チューニングパーツを数多く手掛けている。高い技術力に基づいた自社設計、自社製造をモットーとしており、メイドインジャパンのクオリティは多くの支持を集めている。日本はもとより、海外にも多くのファンをもつ国産屈指のチューニングブランドだ。

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