深リムが履けるアルファードの醍醐味を堪能できるWORKのマルチピースホイール! オススメモデルを一挙にご紹介/WORK【Vol.15】

高い人気を誇るトヨタ アルファードにオススメなWORKのホイール

誕生以来、高い人気を誇っているトヨタのフラッグシップミニバン、アルファード。

3代目となる現行モデルの登場が2015年1月と、すでに7年を経過しているにもかかわらず、高い人気を維持しています。

WORK(ワーク) Vol.15

アルファードの魅力は、乗り心地や、静粛性、ハンドリングなど、高級セダンの要素を凝縮しているところです。そして、"大空間高級サルーン"をコンセプトに、独自プラットフォーム、ダブルウィッシュボーン式のリアサスペンション、ボディ剛性を高める高張力鋼板や構造用接着剤などを採用。新時代の高級車にふさわしい作り込みが特徴です。

それを表すように、セダンから乗り換えるオーナーが多く、30〜40代を中心に高い人気を誇っています。

そんなアルファードを差別化して、より高級感を高めたい!と考えるのは当然の流れでしょう。それゆえに、アルファードのカスタムシーンは盛り上がりを見せています。

今回は人気のアルファードに最適なホイールの選び方や、オススメしたいホイールを老舗ホイールメーカー「WORK(ワーク)」からご紹介します。

今回ピックアップするのは「SCHWERT SG1」「SCHWERT SG2」「Lanvec LM7」「VS XV」の4種類のホイールです。

>>WORKのオフィシャルサイトはこちら

スタイリングを決定するホイール選びは、クルマのカスタムにおいて重要

WORK(ワーク) Vol.15

人気の高いアルファードには、エアロパーツやライティングパーツ、インテリアパーツにいたるまで、豊富にカスタムパーツが用意されています。

なかでも、カスタムをおこなう上でホイールは選びはとても重要。ホイールのデザインやカラー、サイズによって全体のスタイリングに大きく影響していくからです。

現行アルファードは、ローダウンをすることでリアタイヤが内側に入り込むネガティブキャンバー(タイヤを正面から見たときに下側が外に広がる状態)になります。それにより、深いリム(深リム)のホイールが履けるというのも特徴です。

深リムのホイールは、ディスク面が内側に入り込み、リム幅が強調されます。この奥行き感によって足もとにインパクトを生んでくれるというメリットがあります。

そんな深リムのホイールを装着できるアルファードにオススメなのが、マルチピースホイールです。

アルファードにオススメなマルチピースホイールとは?

深いリムといえば、マルチピース(2ピース、3ピース)ホイールの特権事項。細かいリムのセッティングは、ディスクとリムが別体になったマルチピースホイールにしかできないことです。

そんなマルチピースというフォーマットで、カスタムシーンをリードするのが、WORKです。「リムのWORK」と呼ばれるほどの卓越したリム技術を持ち、レースからストリートまで、これまで数々の銘ホイールをプロデュースしてきました。

WORKのリム技術の例としては、リム成型時にフランジ(リムの外周)をソリッド(厚く)に加工し、強度と剛性を劇的に向上する「ワーク ソリッド リム」や、リムのステップ形状(リム外周の外側)に段を設けてシャープに見せる「ダグリップリム」など、さまざまな技術がホイールのリムに投入されています。

この独自技術を味わえるのが、ディスクとリムが別体になったマルチピースホイールなのです。ミリ単位のインセット設定ができる2ピースホイール、贅を極めた3ピースホイールといったマルチピースホイールを、豊富にラインアップするWORKのコレクション。今回はそのコレクションの中から、アルファードの魅力に磨きをかけるホイールを4つピックアップしました。

切削美と鋳造美を融合した切れ味鋭い「SCHWERT SG1」

ビッグセダン、Lサイズミニバンをターゲットにしたブランドが、2ピース鋳造ホイールブランド「SCHWERT(シュヴァート)」。その最新モデルが、「SCHWERT SG1」「SCHWERT SG2」です。カットクリアを主体とした切削と、鋳造ならではの流れるようなラインを融合したホイールとなっています。

「SCHWERT SG1」は、星型に抜いた5スポークを2つ重ねた「ダブルフェイス×ツインスポーク」のディスクがベースデザイン。そして奥側のディスクのスポークに捻りを加えた「ツイステッドデザイン」が特徴です。

手前側のスポークはセンターに向けてくぼませるコンケイブラインで立体感を演出。スポークの先端とピアスボルトを取り付ける座面の高さを抑えることで、リムをより深く見せるというアイディアもデザインに反映されています。

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「ツインスポーク×ダブルデザイン×ツイステッドデザイン」という3つのデザイン要素を持ち、カットクリアによる切削美と、繊細かつ丸みを持たせた鋳造美を融合。切れ味のいい剣をモチーフにしたデザインが、アルファードをアグレッシブかつ刺激的なスタイリングに演出してくれます。

>>「SCHWERT SG1」の詳細はこちら【公式】

複雑な造形のトリプルデザインを持つ「SCHWERT SG2」

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「東京オートサロン2022」でデビューした「SCHWERT SG2」は、切削美と鋳造美を融合したダブルデザインの「SCHWERT SG1」を発展させたトリプルデザインをベースに、さらに複雑かつ立体的な造形へと進化しています。

WORK

トリプルデザインのポイントは、それぞれのディスク形状が異なっているところです。

下段のアンダーディスクのフィン、中段のセンターディスクの2×5スポーク、そして上段のオープンディスクの開口部が広いワイドオープンメッシュで構成されています。

このように、3つの異なるデザインを複合的に合わせることで、未体験の立体感を実現しました。

さらに、鋭さを増した剣をイメージさせるのが、センターディスクの2×5スポークと、アンダーディスクのフィンの薄さです。極細な天面仕上げにより、切れ味鋭いブレードを彷彿させます。

アルファードの迫力に負けないデザインの「SCHWERT SG2」ですが、走り始めるとまた違った表情が現れるのも魅力の1つです。

切削加工したブラックカットクリアのほか、トリプルデザインによる繊細な造形美を主張するグリミットシルバーをセレクトすれば、アルファードをさらに上質に仕立ててくれます。

>>「SCHWERT SG2」の詳細はこちら【公式】

シンプルでスタイリッシュな”大人アルファード”に仕立てる「Lanvec LM7」

流行に流されない、タイムレスなデザインでシンプルなスタイリングを目指すならば「Lanvec LM7(ランベック エルエムセブン)」という選択もあります。"NORMCORE=究極の普通"をテーマとしてカタチにしたホイールです。

「Lanvec LM7」は2本のスポークが1つに交わった交点を7つ持つ7交点メッシュのディスクデザインが特徴。このスッキリとした飽きの来ないディスクをベースに、なめらかな曲線がセンターからスポークエンドまで広がるラウンドデザインディスクを採用しています。

対して、スポークエンドと座面に高低差をさほどつけずに、ピアスボルトの間を凹ませることで、外周部に立体感を表現。ピアスボルトはあえて点数を減らして、軽量感を演出しています。

デザインを見ていくと、随所にWORKのコダワリが現れます。例えば、軽量化を図るためにスポークの先端に入れ込んだアンダーカットがリムに映り込み、足元を華やかにしつつマルチピース感を演出。灰色がかったGRシルバーカットクリアは、ワントーン暗いグレーをベースに天面を切削。2トーンカラーとすることで、ディスクの立体感を高めています。

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シンプルでスタイリッシュな足元に仕立てる「Lanvec LM7」。主張しすぎず、1ピースにはできない2ピースの魅力にあふれた1本は、もちろんミリ単位のインセットに対応。大人っぽい印象のアルファードを目指している方にオススメです。

>>「Lanvec LM7」の詳細はこちら【公式】

3ピース×15交点メッシュという古典的フォーマットを現代にアップデートした「VS XV」

ディスクとインナーリム、アウターリムという3つのパーツで構成する3ピースホイール。その王道の高級感を追求して生まれたホイールが「VS XV」です。

XVとは15の意味であり、ネーミングの由来となったのは15交点メッシュのデザインです。

3ピースの王道スタイルを継承し、全周ピアスボルトに加え、インナーリム、ディスク、アウターリムで構成。このクラシカルな雰囲気を持つ15交点メッシュのホイールを、最新の立体造形にアップデートしています。

デザインを細かく見ていきましょう。

まず、高級時計のベゼル(縁)を思わせるセンターパートの多面的で緻密な造形に目を奪われます。それもナットを隠さずにデザインの要素とするオープンナットで仕上げている点も驚き。

カバーで隠すのではなく、ナットホールをデザインに取り込みながら、ベゼルのような多面的な造形に仕立てる精巧な仕立てぶりに、WORKの匠ぶりが伝わってきます。

ディスクはセンターパートに向かってコンケイブしつつ、途中から落とし込みの角度を緩めてスポークエンドに広がるラウンドディスクを採用。それによりピアスボルトを配置する座面からの立ち上がりを抑え、リム深度を稼いでいるのです。

すべてのスポークをシャープに仕上げるために、切削加工を使っていないのもポイント。重たさを感じさせないエッジの効いたビジュアルを手に入れています。

標準カラーは3色。マットダークガンメタは、発色を抑えた渋めのトーンでスポーティな雰囲気に仕立てる新色。ブリリアントシルバーブラックは、光り輝く発色のブラックを基調にしたシルバー塗装で、各部のディテールがよく見えてきます。シルキーリッチシルバーは、艶のある滑らかな明るい発色で高級感を演出。カラーリングにより、まったく違う雰囲気になるのも「VS XV」の醍醐味なのです。

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ディスク、アウターリム、インナーリム、ピアスボルト、エアバルブ、センターキャップにいたるまで自由に選択ができることで、無限のバリエーションが楽しめる「カスタムオーダープラン」もあり、世界に1本の自分だけの「VS XV」を仕上げることもできます。

WORK

故きを温ね新しきを知る。ホイールの王道・3ピースの高級感を追求して生まれた「VS XV」。世界に誇る大空間高級サルーン=アルファードに、日本の匠が作り出す最高級3ピースホイールという至高のマッチングを味わえます。

>>「VS XV」の詳細はこちら【公式】

多様なスタイルに出会える「WORK フォトギャラリー」をチェック!

WORK(ワーク) Vol.15

深いリムを履きこなせるアルファードの魅力を最大限に引き出すWORKのマルチピースホイールたちは、このほかにも豊富にラインアップしています。

WORKの公式HPには、ホイールカタログのほかに、装着したショップやWORKが撮影した「WORK フォトギャラリー」を用意。ホイールや車種ごとに、車両にホイールを装着した写真を見ることができます。

もちろん、WORKのホイールを装着したアルファード&ヴェルファイアをたくさん見ることができるので、チェックしてみてください!

>>WORK フォトギャラリー・アルファード&ヴェルファイア編はこちら【公式】

>>WORKのオフィシャルサイトはこちら

筆者   岡本 晃
元自動車雑誌編集者/編集長。現在は「オフィス・アヘッド」という屋号で、ライター/編集者として活躍している。自動車雑誌、カスタム系雑誌への寄稿が多く、関西エリアを拠点に活動中。ジャンルを問わず、面白いモノ・コトを掘り起こして執筆することに力を注いでいる。
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WORKとは?

WORK(ワーク)は、大阪府に本社を置く自動車用ホイールの老舗メーカー。創業した1977年以来、独創性なデザインと高い品質を兼ね備えたホイールを製造し続けており、日本は元より世界中から高い評価を得ている。ワークは日本国内では3本の指に入る屈指のホイールメーカーであり、乗用車用ホイールから競技車両用ホイールまで幅広いラインアップを揃えており、デザイン・性能・品質共に世界トップレベル。

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