開発に込められた情熱と匠の技におどろき! 大好評の日産 ノートをプレミアムに仕立てたカスタムカー「ノート AUTECH」「ノート AUTECH CROSSOVER」の魅力に迫る(1/2)

  • 筆者: 遠藤 イヅル
  • カメラマン:土屋 勇人・小林 岳夫 モデル:美波千夏

日産の特装車を手がけるオーテックジャパンとは?

ノート AUTECH(オーテック)とノート AUTECH CROSSOVER(オーテック クロスオーバー)を企画・開発・生産をするオーテックジャパンは、日産の名開発者でスカイラインの父とも呼ばれる櫻井 眞一郎氏が初代社長を務めた。2021年には創業35周年を迎える、長い歴史と伝統を誇る日産直系の特装車メーカーだ。販売するベース車両には日産車を用いており、日産とはとても深い関係にある。

オーテックジャパンでは、リフト付きトラックや幼稚園バスなどの商用特装車、シートの昇降機構などを備えた福祉車両のほか、人気の日産車をカスタムして販売している。

2017年からは、「プレミアムスポーティ」をコンセプトに掲げた日産のスポーツサブブランド「AUTECH」も立ち上げており、2022年2月末日現在では日産 ルークス、ノート、キックス、リーフ、エクストレイル、セレナ、エルグランドにAUTECHブランドのカスタムカーを用意している。

コンパクトカーの常識を超えた高品質! 高い評価を得て大ヒット中の日産 ノート

2012年に初代がデビューし、今や日産を代表するコンパクトカーに成長した日産 ノート。先代からは日産の電動化技術の象徴のひとつ「e-POWER」が搭載され、一気に販売台数のトップランカーに上り詰めた。

そして2020年暮れ、シャープなディティールと曲面を組み合わせた斬新なデザインの3代目が誕生。2代目よりも全長を短縮したこともあり、ソリッドで密度が詰まったような一体感も獲得している。インテリアの質感も大きくアップしており、デザインと素材の選び方・仕上がりは、コンパクトカーという常識を打ち破るほどに高い。

新型ノートでは、純ガソリンエンジン車が姿を消して、全車e-POWERになったのも話題になった。e-POWERのメカニズムも第二世代に発展しており、小型・軽量化やパワー&トルクの向上を実現。アクセルペダルを離すと減速するワンペダル感覚での走行制御も自然になり、定評ある日産の先進運転支援技術「プロパイロット」(Xグレードにオプション)も大きく進化している。

さらに新型ノートは、走りの質感も上位クラスや乗り味で定評がある欧州製コンパクトカーに匹敵する。コンパクトカーとしての完成度が極めて高い、新型ノートの販売が好調なのもうなずける。

ノートの美点をさらに引き出し、上品な雰囲気を得たプレミアムスポーティ「ノート AUTECH」

そんな新型ノートをベース車両とし、外観・内装・走りなど様々な面において上質な、新型ノートの美点をより引き出すカスタムを施されているのが「ノート AUTECH」だ。

選び抜かれたボディカラーや、上品な輝きを放ち華やかさを与える専用フィニッシャー・プロテクター・アルミホイールなどより、ノートが本来持つ先進的で洗練されたデザインを昇華させつつ、上品・上質な雰囲気も得ることに成功。

細部まで作り込まれたディテールと、ダイナミックさを感じるデザインによって、「プレミアムスポーティ」というAUTECHブランドのキーコンセプトを見事に具現化している。

ドアを開けて一目見ただけで驚かされるほどに、内装も上質だ。室内にもコンセプトは反映されており、AUTECH ブランドのイメージカラーでもある「湘南ブルー」をシートやステアリング表皮に大胆かつエレガントに配色。アームレストやドアパネルにもブルーのステッチを採用。

フロントシートバックのAUTECHロゴもブルーで刺繍されている。このほかシートのセンターには、オーテックジャパンが立地する、湘南の海のさざ波を連想させる立体デザインを施している。他のクルマと比べられるものではないクラスレスといえる品質感も、ノート AUTECHの魅力だ。

SUVのアクティブ感とエレガンスを兼ね備える「ノート AUTECH CROSSOVER」

ノート AUTECHに続いて、2021年10月には「ノート AUTECH CROSSOVER」が登場。ノート AUTECHのプレミアム感を保ちつつ、クロスオーバーSUVのテイストを付与したモデルである。

車高を25mmアップしたほか、ノート AUTECH CROSSOVER専用パーツとして、ダイナミックさを醸し出すアルミホイール&大径タイヤ、ルーフレールやホイールアーチガーニッシュなどを備える。この加飾により、新型ノートをドレッシーかつアクティブなクロスオーバーに変身させている。

インテリアにはノート AUTECHと共通のイメージを残しつつ、シート表皮をブラックに統一。クロスオーバーにふさわしい力強さと、機能的な雰囲気が付与されている。フロントシートバックには、AUTECHロゴ以外にも銀色の糸で「CROSSOVER」の文字を追加している。

車高はノーマルより25mmアップしつつも、多くの立体駐車場の上限値1550mm以内に抑えられており、都市部での使い勝手を追求。25mmの車高アップによる視覚的効果は抜群で、ノーマルのノートやノート AUTECHと並べてみると、ノート AUTECH CROSSOVERの車高はグンと高く見える。同じノートをベースにしているとは思えないほどの存在感を示すほどだ。

日産/ノート
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新車価格:
229.9万円269.1万円
中古価格:
12万円330万円
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遠藤 イヅル
筆者遠藤 イヅル

1971年生まれ。カーデザイン専門学校を卒業後、メーカー系レース部門にデザイナーとして在籍。その後会社員デザイナーとして働き、イラストレーター/ライターへ。とくに、本国では売れたのに日本ではほとんど見ることの出来ない実用車に興奮する。20年で所有した17台のうち、フランス車は11台。おふらんすかぶれ。おまけにディープな鉄ちゃん。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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